香川で精力的に活動するOff-Endと東京アンダーグラウンドシーンで暗躍するKowloon Ghost Syndicateのスプリットが登場です！Off-Endが5曲、Kowloon Ghost Sydicateが8曲の計13曲収録であります。Off-Endは2枚目の単独CDから久々のリリース、土台は勿論ハードコアなのですがギター、ベースのフレーズやメロディー、ボーカルの掛け合いからメロディックファンにも受け入れられる楽曲群となっています！対するKowloon Ghost Syndicate。僕、昔からクーロンという単語に言い知れぬ魅力を感じておりまして。かつて香港の九龍(クーロン)には大きなスラム街があったんですが、それから派生した創作物も大好きなのが多いんですよね。ラーメンマンの必殺技、九龍城落地(読み方は中国語でクーロンじゃないですけど)はカッコイイし、プレステの名作(迷作？)クーロンズゲートは、こんなのよく発売出来たなぁってほどに心地良いカオスに満ちておりました。で、そのカオス具合を彷彿させる楽曲をKowloon Ghost Syndicateは鳴らしております。歌詞もクーロンズゲートの登場人物にピッタリ当てはまる箇所が多くて。何だか、長いのにサッパリ伝わりづらいレビューですが、異彩の混沌が持つ魅力という言葉に惹かれる方には是非オススメです。